唯一の親友(ミカタ)を失いました 68
- 2023.09.27
- 唯一の親友(ミカタ)を失いました
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本編
あとがき
心が駆け出して、思わず走り出した。
がむしゃらに走っていたら、雪の中にサナを見た(気がする)。
そっか、なんか全部、分かっちゃった(気がする)。
そんな心象風景と思っていただければ…。
スズには、サナの姿を見ることはできません。
でも、以前聞いた話で、
亡くなってしばらく経って魂がキレイになったら
見守りたい人を見守るように守護につくって聞いて、
そうだったらいいなと思ってこのお話を描きました。
会話することはできないけど、
繋がりは消えない。
離れるけど、一緒にいる。
そうしてスズが一生を終えたら、
またふたりで「久しぶりだね」ってお話できたらいいな。
残り2話、どうぞお付き合いください。
つづく。
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いつかその時が来た時に、「久しぶり、あの時はごめんね。大好きだよ。」って言って2人でまた笑いあって欲しい。
職場でしっかり泣いてます(働け)
私も親友が亡くなりました。もう10年になります。今でもふと思い出しては涙が出ますが、この漫画を見て思い出して辛い気持ちもありましたが、2人で歩んでいくという描写に救われるような気持ちです。親友に貰ったもの、楽しかった思い出、私の事を大切だと言ってくれた事、目元のホクロが可愛いと言ってくれた事、親友が愛してくれた私自身も、全て大切にしていきたいです。でも、やっぱりもう本当に会えないんだな、声が聞けないんだな、内容がないような話で何時間も笑い合ったりできないんだな、と、行き場のない悲しさは付き纏います。でもそんな悲しさも沢山の愛をもらった証なのだと思います。